踊る文学おじさんの生活

皆がすなる「ぶろぐ」といふものを文学おじさんもしてみむとて、するなり。元・文学青年の生活を書き殴ります。

砂漠でサウナ

先日、帰省中にサウナへ行った。 サウナといっても町営の温泉施設に併設された小さめのものである。5人も入れば膝と膝がくっきあってしまう狭いスペースだった。隅に熱した石を囲うためのレンガが積まれている。 僕は結構、サウナが好きだ。サウナと水風呂に…

サブカル女子はどこへ消えた?

サブカルというものが好きである。いや、好きであったという表現が正しいのか。 20代前半から半ばにかけて、「大衆に迎合しない俺カッコイイ」、いわゆる大二病に罹っていた時期があった。 大学を卒業してからも当分は罹患していたから、相当重症である。(今…

元・文学青年の呟き

私は今年で31歳になるが、今から10年ほど前の学生時代は、典型的な文学青年をやっていた。 それも結構立派に。 古今東西、あらゆる本を年間100冊以上読んでいたように思う。 漱石の「坊ちゃん」から始まり、明治・大正の古典を読みあさっていた。芥川、太宰…